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2015年5月13日水曜日

ゾンビ・アット・ホーム シーズン1 第一話










脚本 ドミニク・ミッチェルDominic Mitchell
プロデューサー アン・ハリソンバクスターAnn Harrison-Baxter
監督 ジョニー・キャンベルJonny Campbell

主演 ルーク・ニューベリー Luke Newberry

BBC3にて2013-2014放送。

BBC3公式HP
http://www.bbc.co.uk/programmes/p00szzcm




huluで見かけて、タイトルだけのイメージでコメディかと思い見始めたのですが、
とんでもなくシリアスな鬱展開な内容でした。

ゾンビアポカリプスだった世界が、ワクチン開発により終息。
ゾンビだった人々はワクチンで人間に戻る事が出来たが、
見た目はゾンビのままなので
カラコンとメイクアップで人間の時の姿に戻し、
元の生活に戻っていく。


が、主人公の暮らす村「ローアトン」は
元ゾンビ(「部分死症候群(PDS)患者」)は
今も危険な存在だと信じる住民が多く存在していて、
まるで中世の魔女狩りさながらの状態。
元ゾンビだった人々は息を潜めて生活しているのです。


ゾンビ物は大抵、ある日ゾンビが突然大量に現れて
主人公達はゾンビと戦ってサバイバル生活をする流れでしたが
今作品は違います。

以前テレ東でやっていた「多摩川区役所オブ・ザ・デッド」は
ゾンビ物でも異質で、行政がゾンビを死なないご遺体として
管理・保護していましたが、
このゾンビ・アット・ホームもそんな感じです。

多摩川区役所の方はワクチンでゾンビ化の進行を
遅らせる形を取っていて
完全に治す薬はまだ開発段階で終わってしまいましたが、
ゾンビ・アット・ホームではもう薬が完成しています。

なので、今後物語がどう進展するのか
今の段階では全然予想がつきません。
早く続きが見たいです。



主人公キーレンの向かいのお家に住むお婆ちゃんが、
キーレンが戻って来たところを盗み見していたので、
てっきり彼女は元ゾンビの民を忌み嫌っている人で、
彼女の口からキーレンの事が村人に伝わってしまい、
キーレンは迫害されるのだと思ったら
まさかの展開で衝撃でした。


























あのお婆ちゃんのシーンは本当にショック。
お婆ちゃんが命乞いする姿は見ていられなかった。

カラコンをしていると殺しにくかったのか
わざわざコンタクトを外させてから射殺するとか卑怯。
ただの人殺しじゃねえかと怒りで震えてしまいました。

お婆ちゃんが最後にニッコリ笑ったのがもう……
思い出すだけで涙が止まりません。














突然ですが主人公キーレンの家族構成は以下の通り。

妹さん。ツンデレ属性。豪快にジンジャーエールを飲む。

パパ。釘を打ち付けた板が武器。

ママ。チェーンソーの使い手。


















イギリスののどかな田舎町に住む、穏やかな家族かと思いきや
キーレンが襲われるかもと思った途端、
納屋から各自武器を持ちだし、
それぞれ持ち場につく辺りの行動の速さたるや尋常では無く、
しかも持ち出した武器が物騒過ぎて笑ってしまいました。


ちなみに、お婆ちゃんが殺されてしまった後
散々兄に文句垂れてた妹さんが
枕元にそっと武器を忍び込ませるシーンは
ツンデレ感満載で良かったです。



そして、また話は変わりますが
キーレンは食事を取ることが出来ないので
食べているフリをしています。
何故食べれないのでしょうか?
精神的な事なのか、身体的問題でもあるのか?
気になります。

食べてるフリなう。